優勝タイム=1:30.9、テン3F=34.6、ラップタイム=12.4-11.0-11.2-11.3-11.4-11.1-11.2-11.3。
レースは良馬場の東京芝1600mで開催。
この週からBコース(Aコースから3m外に内柵を設置)を使用。
早い上りタイムが求められる超高速馬場。
アイサンサンが盛大に出遅れ、エリカエクスプレスが内からすんなりハナを奪って11秒台前半のラップタイムで淡々と逃走。
阪神牝馬ステークス(GII)と比較的似たラップタイムの時計勝負になり、阪神牝馬ステークス(GII)の連対馬が人気通りにワンツーフィニッシュする結果になった。
1着エイブロイダリー…6番手の外目を追走し、直線内寄りの外目からスムーズに差して優勝。着差以上に余裕のある勝利だった。父アドマイヤマーズ(マイルGI3勝)母父クロフネ3代母ビワハイジというマイル向きの良血馬。ウガンダ12・13・10×10・10、ラトロワンヌ12・13・10×9・10・10、オーロラ10×9、フレアーズ・オマハ8・9・12×10・9、アルサイド8×7等のクロスを持ち時計勝負は得意。東京芝1600mの成績(2-1-0-0)。ルメール騎手はGIレース通算100勝達成。
2着カムニャック…8番手の馬群の中を追走し、直線エイブロイダリーの右後方から追い込んで2着。能力は高いが、マイルは短い印象。3歳の秋に超高速馬場の阪神芝1800m(非根幹距離)で行われるローズステークス(GII)を快勝したことにより、根幹距離GIとは無縁の存在になってしまった可能性が考えられる。ローズステークス(GII/超高速馬場/阪神芝1800m/ハイペース)はその後の競走馬生を考えるとあまり勝たないほうが良い重賞。個人的にカムニャックは高確率で根幹距離GI未勝利で引退すると予想する。
3着クイーンズウォーク…10番手の馬群の中を追走し、直線外からスムーズに追い込んで3着。去年と同様に距離短縮で出走して馬券圏内に好走。東京芝1600mの成績(1-1-1-0)。西村騎手が上手く乗り、内目の枠ながら力はしっかり出し切れた。東京マイルGIの時計勝負に強い理由の一つは間違いなく「超大型馬」だから。
4着エリカエクスプレス…すんなりハナを奪ってマイペースで逃げ、直線しぶとく粘り込んで4着。かなり健闘したが、早い上りタイムが求められる東京芝1600mは向かない。血統的に超長距離が向きそうだが、おそらく陣営は出走させないだろう…。
5着ココナッツブラウン…12番手の内目を追走し、直線エイブロイダリーの真後ろから追い込んで5着。プリシピテイション9×7、母父キングカメハメハのキタサンブラック産駒で東京芝1600mの時計勝負は比較的向いたが、マイルの時計勝負は忙し過ぎる印象。
馬格のある実力馬(490kg以上)のワンツースリーフィニッシュ。
東京芝1600mの時計勝負は大型馬が有利。
毎年穴を開けている競走馬は大体大型馬。
今年は1、2、3番人気の競走馬が全てマイルの時計勝負に実績のある大型馬で堅い決着になった。
[ヴィクトリアマイル(GI)優勝馬の馬体重]
エイブロイダリー…492kg
アスコリピチェーノ…476kg
テンハッピーローズ…458kg
ソングライン…488kg
ソダシ…476kg、488kgで2着
グランアレグリア…498kg
アーモンドアイ…486kg
ノームコア…470kg
ストレイトガール…466kg、460kg
アパパネ…490kg
ウォッカ…494kg
相対的に馬格のある競走馬の優勝が多い。

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