優勝タイム=1:48.0、テン3F=36.6、ラップタイム=12.9-11.6-12.1-12.6-13.0-12.1-11.6-10.9-11.2。
おそらく2年前の第64回きさらぎ賞(GIII)と同じくらい時計の出る馬場でレースは行われた。
どちらかといえば外枠の差し馬が有利な馬場状態。
コレオシークエンスが外からゆったりとハナを奪ってスローペースで逃走。
3角あたりから徐々にペースアップするロングスパート気味の上り高速決着になり、過去に早い上りで連対経験のある競走馬が馬券圏内を独占する結果に。
中盤のペースがかなり緩み、かつ直線内が大きく空けられた為、相対的に内枠が有利になり、内枠の人気馬がワンツーフィニッシュ。
1着ゾロアストロ…6番手の内目を追走し、4角手間で内から4番手までポジションを押し上げ、直線最内から差して1番人気に応えて優勝。過去に32秒台の上りで2回連対しており、上り高速決着は得意。東京スポーツ杯2歳ステークス(GII)2着馬で、実力通りに勝ち切った感じ。血統的にもリファール5×5・サドラーズウェルズ4×4のクロスを持つ母父ディープインパクトのモーリス産駒で、現在の京都芝は向いていたと思う。ギアチェンジ性能がそこまて高くないけれど、ゴール直前で何とか追いつき差し切った。直線の長い東京向きなのは間違いない。
2着エムズビギン…4番手の内目を追走し、3角通過後に番手の外目にポジションを押し上げ、直線外から差して惜しい2着。母がバリバリの欧州血統の良血馬で、血統的に現在の京都芝は向いた。もっと上りがかかる展開になれば勝っていたと思う。
3着ラフターライズ…大きく出遅れて離れた最後方を追走。最初の直線で内から8番手までポジションを押し上げ、直線内から徐々に外に移動しつつ外から上り最速で追い込んで3着。出遅れなければ勝っていたかもしれない。きさらぎ賞(GIII)で32秒台の上りを記録するのはおそらくヒストリカルに次いで2頭目。リファール5×6のクロスを持つ3代母ローズバドのアルアイン産駒で距離適性は芝1800mから芝2200m。そのうち重賞を勝ちそう。
4着コレオシークエンス…外からゆったりとハナを奪ってスローペースで逃げ、直線もしぶとく粘って惜しい4着。地味に良血馬でおそらく根幹距離向き。
5着ストームゲイル…内目の番手を追走し、直線内から早めに先頭に立って粘り込みを図ったが、ゴール手前で伸びを欠いて5着。ペースが遅過ぎて完全にキレ負けた感じ。
◎ローベルクランツは最後方を追走し、直線大外からの上り2位(33.0)で追い込むも全くレースに参加できずに大敗。前走も上り4F高速決着でゾロアストロに1.0秒千切られおり、同じように負けてしまった。力負けと言えばそれまでだが、おそらくスローペースよりハイペース、非根幹距離より根幹距離向きかもしれない。このレースで本命にするのは無謀だった。完敗。

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