優勝タイム=1:32.1、テン3F=34.5、ラップタイム=12.5-10.9-11.1-11.6-11.8-11.4-11.2-11.6。
レースは良馬場の東京芝1600mで開催。
Cコース(Aコースから6メートル外に内柵を設置)2週目ながら、内柵沿いの芝に傷みが目立ち、どちらかといえば外枠・外差し有利な馬場状態。
但し、直線内が大きく空けられるため、差し・追い込み馬は直線でかなり外に振られる不利が発生し、内枠の競走馬も立ち回り次第では上位争いできる感じ。
早い先行馬の出走が少なく、ワールズエンドがゆったりとハナを奪ってマイペースで単騎逃げ。
比較的遅いペースにも拘らず、縦長の展開になり、直線大きく内が空けられた結果、前残りの決着になった。
1着シックスペンス…番手の内目を単騎で追走し、直線外目からスムーズに差して優勝。
前走は内枠・先行有利な高速馬場の京都芝1600mの重賞で不利な7枠16番で出走し、直線少し詰まって脚を余らせ気味に外から差して7着。決して悪い内容ではなかった。今走は初ブリンカー&京都→東京替わり&外枠→内枠替わり&戸崎圭太騎手から武豊騎手に乗り替わり等がはまって快勝。
シックスペンスは現5歳世代トップクラスの末脚の持ち主でGII3勝を誇る実績上位馬。またシンボリインディ・アサクサデンエン・マイネルホウオウ・ミッキーアイル・ダノンキングリー・シュネルマイスターなど東京マイルGI優勝馬を多数輩出している出世レースひいらぎ賞(1勝)優勝馬。
強い先行馬不在、かつ相対的にスムーズに先行できる内枠に入り、終わってみれば納得の勝利。生粋のマイラーではないので、少しでも走破距離が長くなる「直線内の空くレース」も向いた。キズナ産駒の牡馬はこれでGI通算2勝目。
鞍上に武豊騎手を確保し、レース前日にウッド5ハロン77.5の調教を施し、ブリンカーを着けて出走させた田中博康厩舎の手腕も光った。
2着ワールズエンド…すんなりハナを奪ってマイペースで逃げ、直線外目に進路を取って粘り込みを図って連確保。相手関係が楽だったし、有力な先行馬不在でかなり妙味があった。
3着ガイアフォース…9番手の外目を追走し、直線外から上り最速で追い込んで連確保(ワールズエンドと同着)。後方に控えたのが裏目に出て勝ち切れなかった。
4着セイウンハーデス…3番手の外目を追走し、直線外から差して4着。距離短縮差しがはまったが、非根幹距離気質の強い競走馬でらしい4着。このレースが東京芝1800mであれば、優勝争い出来たかもしれない。
5着パンジャタワー…6番手の外目を追走し、直線外から差して5着。唯でさえ距離が長いのに走破距離が更に長くなる「直線内の空くレース」になり、距離延長で上位争いするのはかなり厳しかった。
先行有利だと読んでガイアフォースやワールズエンドに重い印を打っておきながら、シックスペンス無印で撃沈。
どう考えても第57回読売マイラーズカップ(GII)組で最も妙味のある競走馬はシックスペンスだったと思う。
ドラゴンブーストやシャンパンカラーを買っておきながらシックスペンス無印はダメ過ぎた。

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